人は矛盾する。だから愛しい。
湧いてくる感情は、命の叫び。

時に感情に振り回され、喜んでみたり、落ち込んでみたり。
ポジティブな感情もネガティブな感情も、なかったことにしてはいけない。
それを感じているのは自分自身なのだから。

でも、できることなら自分の機嫌は自分で取って、ご機嫌に過ごしたい。
ここまで読んでくださっているあなたは、もしかしたら今揺れている時期なのでしょうか。

もう少しお付き合いいただければ幸いです。


初めまして。ハレトケ主宰・結木愛です。


ハレトケ・フラワーレメディセッション以外に、心療内科に勤務していたり、ボディーワークをしていたり、役者だったり、着付師だったり、とにかくやっていることはバラバラですが、常に「人間の感情（心理）と体」に携わってきました。


「ハレトケ」聞き慣れない言葉かもしれませんね。
または、お気づきの方もいらっしゃるかと思います。
日本人の伝統的な世界観のひとつ「ハレ（非日常）とケ（日常）」からいただきました。
「特別な日も日常も、あなたはあなたで生きていく」という私の想いが詰まっています。

ハレトケのセッションは、「あなたがあなたで生き抜くため」にあります。


少し私の話をしますね。
今となってはネタですが、私は決して上手に生きてきた方ではなく、人間関係やストレスなんかで、おおいにやらかしてきました。
感情に振り回され、自分も他人も信じられなかったし、大切に出来なかった時期がありました。
20代の頃には大きな病気もしました。
息しているだけの塊みたいな時期がありました。

フラワーレメディに出会った頃、私自身は心身ともにボロボロで、自己嫌悪や他人への過度な期待、察して・構ってクレクレを繰り返し、自分の人生を呪い、どうしようもない状況でした。
それでも人生は続いていくわけです。
自分の機嫌なんて、誰も取ってくれないわけです。
落ち込む状況や、不安になること、恐怖を感じることのきっかけは、環境（自分以外の人・もの・こと）が原因で起きることだってあります。
きっかけは自分の外側で起こったことだったとしても、感じているのは他でもない自分自身。
この感情や性格を持つ「自分自身」で生きるしかないわけです。

「ポジティブもネガティブも私」
「どっちが正しく（良い）てどっちが間違っている（悪い）ではない」

そんな矛盾と葛藤にスッと寄り添ってくれたのがフラワーレメディ（フラワーエッセンス）でした。

当時、心地よくない感情が湧いてくるたびに、なりふり構わず選んで摂りました。
飲み続けると、体感の変化を感じ、感情の変化を感じました。
何日か後、症状は楽になっていました。


なぜフラワーレメディなのかと聞かれることが良くあります。
それは、フラワーレメディは「今ある感情を使う」からです。
あなたの感情や性格に足りないものを補うのではなく、もうすでにあるものを使います。ここまで生きてきたあなたには、何もないわけがないのです。
ないとか見えないのではなく、実はあって、ただ「見ることを失っている」だけなのかも。

フラワーレメディは「今ないものは今使えない。今あるものの中に、その人が望ましいと感じる姿がある。」と考えます。
そして今自分の中にある心地よくない感情や感覚から、当てはまるレメディを選んでいきます。
これは、今にちゃんと向き合って自分自身を癒し、また歩き出そうという祈りがあると私は思います。

ポジティブとネガティブ・プラスとマイナス、それはコインの裏表と同じで、裏だろうが表だろうが、そのコインの価値に変わりはありません。同じように、ポジティブな感情とネガティブな感情も「感情」という価値に変わりはないのです。

忘れちゃいけないことは、どんな感情も感覚も状況も感じているのは他でもない自分自身だということ。
それを否定するのは、自分自身をなかったことにするのと同じ。
そりゃ、自己肯定感なんて下がって当然です。

もしかしたら、これをお読みくださっているあなたは、今は心地よくない状況や感情で、その思いを見たくもないしなかったことにしたいと感じているかもしれません。
そんな中で向き合えだなんて、なんてひどいことを言うんだと感じていらっしゃるかもしれません。

その心地の良くない状況を持ち続けるのも、悪いことではないと私は思います。
それもあなたです。
でも、あなた自身が、ちょっとやだなと感じて、何とかならないかなと思うなら、レメディはきっとお役に立てるのではないかと私は思っています。

どうか、フラワーレメディがあなたのお守りになり、「あなたがあなたで生き抜く」助けになればと願っています。